Buildings for People and Plants by WORKac

WORKac（アマール・アンドラオス＆ダン・ウッド）による最新の建築実践をまとめたモノグラフ。人と植物の共生をテーマにした10のプロジェクトを通じて、建築・環境・社会の関係性を再考する一冊です。
North Boulder Library（コロラド州）、RISD Student Success Center（ロードアイランド・スクール・オブ・デザイン）、Miami Museum Garage（マイアミ）など都市・教育・文化施設を中心に、建築が人と植物の両方にどのように応えるかを探求しています。
また、豊富な写真とカラフルなアクソノメトリック図面を通じて、プロジェクトの背景や設計意図を視覚的に紹介。
アンドラオス＆ウッドによる序文では、「The Bonus」「The Jolt」「The Gift」という3つの概念を通じて設計哲学を解説。建築評論家ニコライ・ウルソフ（元NYタイムズ）による批評「Civics Lessons for an Uncertain Future」、オレンジカウンティ美術館のハイディ・ザッカーマンとの対談も収録しています。


アンドラオスはコロンビア大学GSAPPの元学部長で、同校初の女性学部長としても知られます。ウッドも同大学やイェール大学などで教鞭をとり、教育活動に積極的。
主な出版物には『49 Cities』『Above the Pavement, the Farm!』『We’ll Get There When We Cross That Bridge』
2023年アメリカ芸術文学アカデミー建築賞（Arts and Letters Award in Architecture）受賞　Architect Magazine により全米No.1デザイン事務所に選出。AIAニューヨーク州より「年間最優秀事務所賞」を受賞。