Architecture, Not Architecture: Diller Scofidio + Renfro

1981年の設立以来、ニューヨークを拠点とするスタジオ、ディラー・スコフィディオ＋レンフロ（DS+R）は、常に話題の市民スペースや文化施設をデザインしてきた。
ニューヨークの有名なハイラインから、ロンドンのV&Aイースト・ストアハウス、そして2002年のスイス万博のために設計されたブラー・ビルのような初期のプロジェクトに至るまで、DS+Rは世界的なスケールで人々を魅了し、驚かせる空間作りのオルタナティブな戦略を探求してきた。

DS+Rが構造的に結合した一対のボリュームとしてデザインしたこのモノグラフは、読者を異なる制作モードの架け橋へと誘い、建築の限界を再考させる。 ユニークな装丁により、各巻を個別に読むことも、背表紙を開いて並行して読むこともできる。 単行本は、デザイン・コンサルタント会社2x4によるレイアウトと、イワン・バーン、マシュー・モンテースをはじめとする写真家たちによる写真で構成。 また、アーティストのエドモンド・デ・ワール、美術評論家でキュレーターのハンス・ウルリッヒ・オブリスト、キュレーターのパオラ・アントネッリ、俳優のアラン・カミング、振付家のウィリアム・フォーサイス、シルヴィア・ラヴィン教授、キュレーターのアナ・ミジャッキ、ジル・メドヴェドーなど、他のクリエイティブ分野の先見者たちとの新たな対話も収録されています。