I. M. Pei: Life Is Architecture

香港のM+で開催中の世界的建築家イオ・ミン・ペイの大規模回顧展にあわせて出版されました。


イオ・ミン・ペイ（1917-2019）は、世界で最も影響力のある建築家のひとりです。
中国で生まれ育ったペイは、米国で教育を受け、70年にわたり複数の大陸にまたがる活動を確立した。彼の遺産には、パリのルーブル美術館の近代化からドーハのイスラム美術館の設計まで、20世紀後半から21世紀初頭にかけての最も注目を集めたプロジェクトの実現が含まれています。
本書はテーマ別に構成され、ペイの生涯と仕事を、彼の建築に対するユニークなアプローチの中心であった6つのトピック（トランスカルチュラル・アイデンティティー、都市再開発、芸術と市民形態、素材と構造の革新、政治とパトロン、文化的・歴史的原型の再生）を通して探求します。
未発表のアーカイブ資料、特別に依頼したエッセイ、新しい写真、ペイを知り、共に働いた人々からの個人的な寄稿をまとめた本書は、建築史と大衆文化におけるペイの地位を確固たるものにしながら、この建築家の人生とキャリアの有名な側面とあまり知られていない側面の両方を紹介しています。