Formats for Living Amsterdam

本書では、2013年から2023年までにアムステルダムで建設された59の現代住宅プロジェクトを、250以上の詳細な平面図とともに紹介します。さらに、リッキー・ライケンバーグがデザインした大判の本には、住宅開発を社会力学的に位置づける一連の批評エッセイとインタビューが収められている。マルク・レニエとヤン・ローラッカーが編集し、パワーハウス・カンパニー、ベンテム・クルーウェル、スペース＆マター、アトリエ・プーア、スタディオニンドッツ、SeARCH、Zeccなどによる建築が掲載されています。

マルク・レニエMarc Reniers
M3Hの創設者であり建築家であるマルク・レニエ（1968年）は、1992年にアイントホーフェン工科大学を卒業。建築家として活動する傍ら、教育分野でも活躍し、空間の質に関するアドバイスも行っている。

ヤン・ローラッカー Jan Loerakker
（1986年アムステルダム生まれ）はデルフト工科大学とコペンハーゲンの王立美術アカデミーで建築を学んだ。ロッテルダムのクリムゾン・アーキテクチュラル・ヒストリアンズで2014年のヴェネチア・ビエンナーレの展示に携わるなど、さまざまな国際的な事務所に勤務。最近では、コペンハーゲンのゴットリーブ・パルダン・アーキテクツに勤務し、デルフト・シティ・アーカイヴ、アムステル駅再開発の勝利案、グーグル新デンマーク本社の建築家兼プロジェクトリーダーを務めた。建築の勉強とプロとしての経験に加え、アムステルダム大学で都市社会学の副専攻を修了。実務の傍ら、コペンハーゲン王立芸術アカデミーの国際的な修士プログラム「都市論と社会の変化」で教鞭をとり、建築評論も発表している。